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発酵と本が楽しめる、地域の憩いの場—book cafe すくらむ

発酵と本が楽しめる、地域の憩いの場—book cafe すくらむ

雪国の知恵とぬくもりを次の世代へ。
味噌や漬物など、受け継がれてきた発酵の知恵を大切にしながら、移住者さんとともに新しい暮らしのかたちをつくっています。本と食、そして人との出会いがゆるやかにつながる、そんな地域の集い場「book cafe すくらむ」さんにお話を伺いました。

移住者プロフィール画像
店舗名称
book cafe すくらむ
業種
カフェ(飲食物の提供)
代表者名
藤谷 法子さん
店舗住所
長浜市木之本町木之本1312-2
アクセス
Googlemapを開く
店舗電話
090-1898-6399
備考
営業時間や休業日など詳細はfacebookをご確認ください。
※通常のすくらむランチは中止中。
お弁当、イベント、発酵体験は通常通り賜ります。

店舗の概要(事業内容)について教えてください

私たち「book cafe すくらむ」は、発酵食を中心とした郷土料理やお弁当を提供しているカフェです。店内では、江北図書館の館長さんがセレクトしてくださった本を自由に読んでいただけます。

店舗名の由来やコンセプトについて教えてください

店名の「すくらむ」は、それぞれの団体が力を合わせて“スクラム”を組むという思いを込めています。木之本を中心に活動する様々な女性団体が集まり、みんなで一緒にやってみようと始めたお店です。「住暮楽(すくらむ)」という言葉にもかけており、住んで、暮らしを楽しむ場所でありたいという気持ちも込めています。

お店を始めたのは2016年で、今年で10年目になります。もともとメンバー団体の1つである「TOMOの木」が不定期でカフェを開いていたのですが、そこにそれぞれの団体が加わり、定期的に続けるようになりました。代表メンバーはみんな地域に関わってきた人たちで、「TOMOの木」は30年前、鉄道SLイベントが行われていたころから活動していたんですよ。

店舗の看板商品やサービスは何ですか。その特徴やこだわりポイントを教えてください

看板商品は、山椒味噌・ふきのとう味噌・柚子味噌などの季節の味噌をはじめ、漬物や梅干しといった発酵食品です。地元の酒屋さんの作るお酒を使った奈良漬けも置いています。雪国は冬に野菜が取れないので、昔は発酵食品を作って冬に備えていました。その、昔ながらの“おかんの味”をお届けしています。

味噌づくりのワークショップなども行っており、昔は家庭でしていたことを、今は移住してきた若い方たちが楽しんで引き継いでくれています。カフェスペースは貸し出しもしており、お試し店舗として利用された方もいらっしゃいます。

味噌体験を含めたツアーなどで、県外や海外からの方が来てくださることもあります。

店舗と地域との関わりがあれば教えてください

イベントがあれば出店をしています。
また、若い方や移住者さんと関わることも多いです。

住んでいる人には当たり前のことでも、県外からの目線で地域や古い道具などの良さを見直してくれることもあって、ありがたいです。

地域外からのお客様に、このまちのどんな魅力を知ってほしいと思いますか

歴史の深いまちで、観音さまを祀るお堂があちこちにある木之本町。
「きのもと交遊館」では移住サポートも行っており、移住者を受け入れる仕組みがしっかり整っています。そんな背景もあって、地域の暮らしや文化に興味を持って訪れてくれる方がたくさんいます。

私たちは、いわば“おせっかいおばさん”のような存在。ちょっとした厳しさと、あたたかい優しさで人と人をつないでいます。移住者さんが多いまちだからこそ、地元の人たちも自然と受け入れる気持ちが根づいていて、関係がつながっていくのを感じます。

木之本町は、小さなまちだからこそ、こうしたつながりが保たれているのだと思います。昔ながらの“おすそわけ”の文化が今もあり、たとえば、誰かが寝込んでいれば、「大丈夫?」とごはんを持ってきてくれる人がいる。そんなぬくもりのあるまちです。

あなたが感じる長浜の魅力を、「なかなか○○」「○○はなかなか面白い」「なかなか○○しやすい」など、「なかなか」を使って表現してください

『なかなか冬も面白い』ですかね。

なかなか冬も楽しめますよ。
北の方は、道路に融雪装置もあるし、除雪が早いので冬を怖がらなくても良いかなと思います。
なかなか美味しいものがいっぱいあるし、なかなかめんどうだけど良いところです。