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丁寧な手仕事が香る、町家の菓子店—中嶋菓子店

丁寧な手仕事が香る、町家の菓子店—中嶋菓子店

長浜駅からほど近い、静かな昔ながらの住宅地の中に、古い町家を改装した小さな菓子店があります。
その佇まいは長浜の街並みにすっと溶け込み、訪れる人の心をほっと和ませてくれます。
扉を開けると、店内いっぱいに広がる甘い香りと、素敵な笑顔の店員さんが出迎えてくれます。

ショーケースには、季節のフルーツやエディブルフラワーで彩られた色とりどりのケーキが並び、どこか懐かしくも新しさを感じさせます。
その日はひっきりなしにお客様が訪れ、あっという間にショーケースの中身が少なくなるほど。
ひとつひとつ丁寧に作られたお菓子たちが並ぶ店内には、オーブンから漂う甘い香りが満ち、あたたかな空気に包まれていました。

今回は、オーナーの中嶋さんに、お菓子づくりへの思いや、長浜での暮らしについてお話をうかがいました。

移住者プロフィール画像
店舗名称
町家浪漫菓子 中嶋菓子店
業種
菓子製造販売
代表者名
中嶋 亮介
店舗電話
0749-59-3005
休業日
毎週月曜日火曜日定休(水曜日不定休)
営業時間
10:00~19:00(売り切れ次第閉店)

店舗の概要(事業内容)について教えてください。また、いつ開業されましたか。きっかけやその理由は何ですか

長浜の古い町家を改装して、2022年5月に「町家浪漫菓子 中嶋菓子店」をオープンしました。
母方の祖母の実家だった建物が空き家になっていたため、「このまま眠らせておくのはもったいない」と思ったのがきっかけです。
大阪のケーキ屋に勤め、いずれは独立したいと思い、せっかくならこの場所を活かしてお店を開こうと決めました。

店舗名の由来やコンセプトについて教えてください

お店の名前は、古い町家の雰囲気に合うように、漢字を選びました。
昔の雰囲気を大切にしたかったので、カタカナよりも漢字のほうがしっくりくると感じたんです。
店内には、両親が集めていた古い家具や道具など、自分が好きなものをたくさん置いています。 

店舗の看板商品やサービスは何ですか。その特徴やこだわりポイントを教えてください

看板商品は「長浜れもん」です。

地元の方には手土産として、観光で来られた方にはお土産として買っていただけるお菓子をと思い誕生しました。
特徴は、しっとりとした生地に、ほどよいレモンらしい酸味を残した味わいです。
レモンケーキは昔からあるお菓子なので、古い町家の雰囲気にもよく合うと思い、自分なりのレモンケーキを作ってみました。

商品やサービスを作るうえで、大切にされている理念やポリシーはありますか

「ひとつひとつ、ていねいに」
お菓子づくりでは、手仕事でひとつずつ丁寧に作ることを大切にしています。
また、「お客様へのお渡しまできっちりとやりたい」という思いもあり、笑顔でお渡しし、お見送りすることを心がけています。
店舗と厨房がすぐそばにあるため、作っている様子やお菓子の香りが店内に広がる臨場感も大切にしています。

地域外からのお客様に、このまちのどんな魅力を知ってほしいと思いますか

地域外からのお客様にも、長浜の自然の豊かさを感じてほしいと思っています。
お店の近くにはきれいな米川が流れ、小鮎が泳いでいます。すぐそばにはびわ湖があり、少し歩けば山も見える。
自然がすぐそばにあって、環境がちょうどいいと感じます。
それに、人の優しさも、このまちの魅力のひとつだと思います。

あなたが感じる長浜の魅力を、「なかなか○○」「○○はなかなか面白い」「なかなか○○しやすい」など、「なかなか」を使って表現してください

祖母の家には、こどものころよく遊びに来ていましたが、長浜は地元ではなく、大阪から移住してきました。
住んで3年ほどになりますが、「なかなか暮らしやすいな」と感じています。
冬には雪も降りますが、今のところ雪かきは楽しいです(笑)。

街中には多くのお店がありますが、少し郊外へ行くと一面の田んぼに、伊吹山。自然がすぐそこにあり、のどかで癒されます。冬も含めて不便なく暮らせています。