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東京-長浜リレーションズの活動の一環として、虎姫高校で実施しているアントレプレナーシップ講演会。
首都圏などで活躍する長浜ゆかりの方々と地域、そして高校生をつなぐこの取組は、今回で3回目を迎えました。
回を重ねるごとに、少しずつ確かに広がっていく“関係性”。
一度きりの出会いでは終わらない、ゆるやかであたたかなつながりが、この場所に積み重なってきています。
“全員が先輩”という特別な講演会
今回の講演会にご協力いただいた講師は、全員が虎姫高校の卒業生。
現在は経営者や起業家、クリエイターなど、それぞれ異なる分野で第一線を走る方々ですが、その原点は同じ場所にあります。

同じ校舎で学び、同じ景色を見てきた“先輩”だからこそ、語られる言葉には特別な説得力があります。
遠い存在ではなく、「少し先を歩いている未来の自分」のように感じられる——そんな距離感が、この講演会ならではの価値となっています。
母校に戻る時間、そして新たな出会い
その中には、十数年ぶりに母校を訪れる方の姿もありました。
校門をくぐった瞬間にこぼれる「懐かしいなあ」という一言。
変わらない教室や廊下、窓から見える景色に触れ、何気ない日常がよみがえってくるような時間が流れていました。



また校内では、思いがけない再会も。
「まさかここで会うとは」
同じ虎姫高校出身の講師同士が再び出会い、当時の思い出に花を咲かせる場面も見られました。
さらに、今回初めて出会った講師同士の間にも新たな縁が生まれ、
世代や分野を越えたつながりが自然と広がっていく様子が印象的でした。
この場そのものが、“リレーションズ”を体現する時間となっていました。
生き方に触れる講演──それぞれのリアルな言葉
講演では、講師それぞれの人生や挑戦の軌跡が、率直な言葉で語られました。


・やらない後悔より、やって後悔を
・迷ったら、あえて苦しい方を選ぶ
・自分の選択を、自分で正解にしていく
・世界で考え、地域で動く


どれも遠い世界の話ではなく、
「これからの自分にもつながる」と感じられる言葉ばかりでした。
アンケートから見える、生徒たちの変化
生徒たちの反応にも、確かな変化が見られています。
講師の話を聞いて
「進路選択の幅が広がった」と答えた生徒は93%にのぼりました。
そのほかにも、次のような声が寄せられています。
・身近なところにアイデアがあると気づいた
・やりたいと思ったことは行動に移したい
・苦しい選択にも挑戦してみたい
・人とのつながりの大切さを実感した
・長浜だからこそできることがあると気づいた
さらに、
・夢=職業ではなくてもいいと知った
・なんとなくの興味も大切にしたい
・自分の人生の軸を考えたい
といった、自分自身と向き合う声も多く見られました。



講演を超えて、心に残る時間へ
普段の授業ではなかなか触れることのない“生き方”の話に、
真剣なまなざしで耳を傾ける生徒たち。
講演が終わったあとも、それぞれの中で続いていく思考や余韻。
この時間は単なる「講演」ではなく、
誰かの人生と、自分のこれからが交差する時間だったのかもしれません。


つながりが次のつながりを生む
回を重ねるごとに広がっていく関係性。
つながりがつながりを呼び、新たな出会いがまた次の機会をつくっていきます。
東京と長浜。
大人と高校生。
過去とこれから。
さまざまな線が交わりながら、
この場所にしかない価値が、ゆっくりと育ってきています。
おわりに
これからも、このつながりがどのように広がっていくのか。
その可能性を大切にしながら、
次の一歩へとつなげていきたいと思います。
